脳科学編〜天才の脳とは〜
みなさん,こんにちは
本日は高齢者の骨折編から少し路線を変更して脳科学編へと行きたいと思います
みなさんは『天才』に出会ったことはありますか?
この世の中にはごくまれに,驚異的な才能を発揮する人たちがいます
中には,膨大な文字列や風景を瞬時に記憶したり,複雑な計算式を瞬時に解いたりできる,特殊な能力を持つ人たちもいます
『彼らは,なぜそのような人間離れした事が出来るのでしょうか?』
『天才との違いはどこにあるのだろうか』
最新の研究論文を交えながら天才の脳の不思議を紐解いて行きましょう
(あくまでもTAKAの個人的見解が多く含まれます…)
〜天才は,普通の人がまねのできないことをする〜
みなさんは天才と言えば,まず誰を思い浮かべますか?
アルバート・アインシュタイン(1879〜1995)
ドイツ生まれの物理学者,『相対性理論』をはじめ数々の革新的な物理の理論を発表
1921年に『光の量子の理論』でノーベル物理賞を受賞
名言『私は天才ではない,ただ人より長く一つの事柄に向き合っていただけ』
トーマス・アルヴァ・エジソン(1847〜1931)
アメリカの発明家,印刷機,蓄音機,白熱電灯など数多くの発明を行い,1300もの特許を得た.世界最初の中央配電所を設立し,電灯事業を起こした
名言『成功に不可欠なのは,肉体的にも精神的にも疲労を溜めずに,一つの問題にエネ
ルギーを注ぎ込める能力』
アイザック・ニュートン(1642〜1727)
イギリスの科学者,数学者,太陽光をプリズムに通し,様々な色に分ける実験を行なった,数学分野では微積分法を発見,さらに万有引力の法則を発見し、太陽系の惑星の運動を説明した.
名言『もし私が価値ある発見をしたのであれば,それは才能ではなく,忍耐強く注意を
払っていたことによるものだ』
などなど天才とは,と言われれば様々な偉人が浮かんでくるでしょう
誰もが一度は,こんな憧れを持ったことでしょう
『絵を描く天才に生まれていたら、後世に素晴らしい絵を残す事ができたのに』『物理の天才に生まれていれば,世の中の常識を変えるような革命的な法則を発見できたかもしれない…』
私たちはどんな分野であれ,優れた能力を持つ人たちを天才と呼ぶ
そもそも天才の定義とは一体何なのだろうか?
どのクラスにもいる成績が極めて優秀な『秀才』とは違うのだろうか?
天才について研究する脳科学者や心理学者が考える天才とは次のようなものだ
天才に正確な定義はなく,その能力は『学校の実力試験や知能試験などで,何点以上が天才というものではない.あえて言うならば,普通の人がとてもまねのできないような能力を持っている,そしてその能力が社会に認められる形になった人のことを天才と呼ぶべきである
19世紀の著名な画家であるゴッホのように,行きている時代にその能力が受け入れられなかった天才たちはのちの時代に高い評価を受けるようになって,はじめて天才と言える
では一体なぜ,天才と呼ばれる人々は,普通の人がとてもまねのできない,驚異的な能力を持っているのだろう?
天才と私のような凡人との違いはどこにあるのか
本日より数日間に渡り最新の脳研究の論文を交えながら紐解いて行きましょう